cmuxの見た目をカスタマイズ:テーマ・フォント・配色
cmuxの見た目をカスタマイズする方法を、テーマの変更・おすすめ配色・フォントとサイズの設定・Ghostty互換まで実例を交えてわかりやすく解説します。
🎯 この記事で学べること
- 1cmuxの見た目がGhostty設定で決まる仕組みを理解できます
- 2テーマ(カラースキーム)の変更方法がわかるようになります
- 3用途に合ったおすすめ配色の選び方を身につけられます
- 4フォントとフォントサイズの設定ができるようになります
- 5見た目の設定が反映されないときの確認ポイントがわかります
読了時間: 約9分
cmuxの見た目はどこで決まる?
こんにちは!今日は「cmuxの見た目のカスタマイズ」について学びましょう。
cmuxを使い始めると、こんなふうに感じることはありませんか?
- デフォルトの配色がしっくりこない、もっと目に優しいテーマにしたい
- コードのフォントを自分の好みのものに変えたい
- 文字が小さすぎる(大きすぎる)のでフォントサイズを調整したい
cmuxはGhosttyのレンダリングエンジン(libghostty)を搭載したmacOSネイティブのターミナルです。そして見た目に関わる設定の多くは、Ghosttyの設定ファイルをそのまま読み込む仕組みになっています。

cmuxの見た目を変えたいんだけど、専用の設定画面みたいなのがあるの? なんだか難しそう...

それがすごくシンプルなんだよ! cmuxはGhosttyの設定ファイルをそのまま読み込むから、 テキストファイルに数行書くだけでテーマやフォントを変えられるんだ。

え!すでにGhostty使ってる人はどうなるの?

その場合は追加設定すら不要だよ。 Ghosttyで設定したテーマ・フォント・配色が、cmuxにそのまま引き継がれるんだ。 まずはその仕組みから見ていこう!
見た目の設定はGhostty configに書く
cmuxは、見た目に関する設定をGhosttyの設定ファイルから読み込みます。つまり、テーマやフォントを変えたいときは、専用の独自ファイルではなくGhosttyの設定ファイルを編集します。
# Ghosttyの設定ファイルの場所を確認
ls ~/.config/ghostty/config
このファイルに「キー = 値」の形式で1行ずつ設定を書いていきます。すでにGhosttyを使っている方は、そのテーマ・フォント・カラースキームがcmuxにそのまま反映されるため、改めて設定をやり直す必要はありません。
設定ファイルがまだ存在しない場合は、新しく作成すればOKです。~/.config/ghostty/ ディレクトリごと無い場合もあるので、その場合はディレクトリを作ってから config ファイルを置きましょう。
テーマ(カラースキーム)を変更する
ターミナルの見た目で一番印象を左右するのが「テーマ(カラースキーム)」です。背景色・文字色・各種ANSIカラーをまとめて切り替えられます。
theme の設定
テーマは設定ファイルに theme というキーで指定します。cmuxはGhostty config互換なので、Ghosttyで使えるテーマ名がそのまま使えます。
# ~/.config/ghostty/config
# テーマの設定例
theme = catppuccin-mocha
設定ファイルには1行に1つのテーマだけを有効にします。複数行書いた場合の挙動は環境によって変わり得るため、使いたいテーマ以外はコメントアウト(行頭に #)しておくのが安全です。
# ~/.config/ghostty/config
# 使いたいテーマだけ有効にし、他はコメントアウト
theme = tokyo-night
# theme = catppuccin-mocha
# theme = dracula
テーマ名は環境によって利用可能なものが異なります。手元でどんなテーマが使えるか、正確な名前は何かを確認したいときは、Ghosttyの公式ドキュメントやテーマ一覧を参照するのが確実です。ここで挙げている名前はあくまで一例として捉えてください。
元の記事でも触れたテーマ例
cmuxのカスタマイズについては、設定ファイルにこうしたテーマ指定が書けることをcmuxでAIコーディングを加速するでも紹介しています。よく知られたテーマには次のようなものがあります。
# ~/.config/ghostty/config
# よく使われるテーマの例(いずれか1つを有効化)
# theme = catppuccin-mocha
# theme = tokyo-night
# theme = dracula
おすすめテーマ・配色の考え方
「結局どのテーマを選べばいいの?」という疑問はとても多いです。テーマ選びは好みが大きいですが、目的から逆算すると選びやすくなります。
用途別の選び方
| 重視したいこと | 配色の方向性 | 考え方 |
|---|---|---|
| 長時間でも目が疲れにくい | ダーク系・低コントラスト | 背景が暗めで、文字とのコントラストが強すぎないもの |
| 明るい部屋・日中の視認性 | ライト系 | 背景が明るく、屋外や明るい環境でも読みやすいもの |
| コードの構文を見分けやすい | 色数が多めのカラースキーム | キーワード・文字列・コメントの色差がはっきりするもの |
| 動画・スクショ映え | 彩度高め・人気テーマ | 視聴者にも馴染みのある定番テーマ |
🔍 注目ポイント: 「とりあえず人気テーマから試す → しばらく使って合わなければ変える」のサイクルが一番ラクです。設定は1行なので、気軽に切り替えながら自分に合うものを探しましょう!
ダークテーマとライトテーマ
作業環境の明るさに合わせて選ぶのが基本です。
- ダークテーマ: 暗めの背景。夜間や暗い部屋での作業、長時間のコーディングで目が疲れにくいと感じる人が多い
- ライトテーマ: 明るい背景。日中の明るい環境や、紙の資料と見比べる作業で読みやすい
コントラストが強すぎると逆に目が疲れることもあります。「真っ黒に真っ白の文字」より、少しトーンを落とした配色のほうが快適に感じる人もいます。実際に数十分使ってみて判断するのがおすすめです。
フォントとフォントサイズを変更する
配色の次に印象が大きいのがフォントです。cmuxではフォントファミリーとフォントサイズを設定ファイルで指定できます。
フォントファミリーの設定
フォントは font-family キーで指定します。プログラミング向けの等幅フォント(モノスペースフォント)を選ぶと、コードが整って読みやすくなります。
# ~/.config/ghostty/config
# フォントの設定例
font-family = JetBrains Mono
代表的なプログラミング向けフォントには次のようなものがあります。いずれもあらかじめOSにインストールされている必要があります。
# ~/.config/ghostty/config
# フォントファミリーの例(インストール済みのものを指定)
# font-family = JetBrains Mono
# font-family = Fira Code
# font-family = Hack Nerd Font
指定したフォント名は、実際にインストールされている名前と一致している必要があります。インストールしていないフォント名を書いても反映されず、デフォルトのフォントが使われます。フォント名の正確な表記が分からないときは、システムにインストール済みのフォント一覧で確認しましょう。
フォントサイズの設定
フォントサイズは font-size キーで指定します。数値(ポイント)で指定するのが一般的です。
# ~/.config/ghostty/config
# フォントサイズの設定例
font-size = 14
文字が小さいと感じたら数値を大きく、大きすぎると感じたら小さくして、自分が一番読みやすいサイズに調整してください。
ショートカットでその場で調整する
設定ファイルを書き換えなくても、作業中に一時的にフォントサイズを変えることもできます。元記事のショートカット一覧でも紹介されているとおり、cmuxではフォントサイズ変更のショートカットが用意されています。
# フォントサイズ変更のショートカット
# Cmd+Plus フォントサイズを大きく
# Cmd+Minus フォントサイズを小さく
🔄 使い分けのポイント: 普段使うサイズは設定ファイル(font-size)で固定し、画面共有やレビューのときだけショートカットで一時的に大きくする、という使い分けが便利ですよ!
フォント関連設定のまとめ
| 設定したいこと | 設定キー | 値の例 |
|---|---|---|
| フォントの種類 | font-family | JetBrains Mono |
| フォントサイズ | font-size | 14 |
| テーマ(配色) | theme | catppuccin-mocha |
Ghostty設定との互換性
ここまで見てきたとおり、cmuxの見た目の設定は基本的にGhosttyの設定ファイルと共通です。これが大きなメリットになります。
すでにGhosttyを使っている場合
Ghosttyを普段から使っている方は、~/.config/ghostty/config に書いたテーマ・フォント・カラースキームがcmuxにそのまま引き継がれます。つまり、cmuxのために設定をやり直す必要はありません。
# Ghosttyとcmuxで共通の設定ファイル
# ~/.config/ghostty/config
theme = catppuccin-mocha
font-family = JetBrains Mono
font-size = 14
1つの設定ファイルでGhosttyとcmuxの見た目を一括管理できるので、「片方だけ設定が古い」といったズレが起きにくいのも嬉しいポイントです。
cmux固有の見た目・挙動
一方で、cmux独自のショートカットや動作(ワークスペースや通知まわりの挙動など)は、cmuxのSettings画面からカスタマイズします。「Ghostty config で変えるもの」と「cmuxのSettingsで変えるもの」を分けて考えると整理しやすいです。
| 変えたいもの | どこで設定する |
|---|---|
| テーマ・配色 | Ghostty config(~/.config/ghostty/config) |
| フォント・フォントサイズ | Ghostty config(同上) |
| cmux固有のショートカット・挙動 | cmuxのSettings画面 |
詳しい設定全般についてはcmuxの設定とカスタマイズもあわせて参照してください。
見た目の設定が反映されないとき
「設定を書いたのに見た目が変わらない!」というときは、次の順番で確認すると原因を切り分けやすいです。
1. 設定ファイルの場所が正しいか
# 設定ファイルが正しい場所にあるか確認
ls -la ~/.config/ghostty/config
ファイルが見つからない場合は、パスが間違っているか、まだファイルを作成していない可能性があります。
2. cmuxを再起動したか
設定ファイルの変更は、再起動後に反映されることがあります。元記事のトラブルシューティングでも案内されているとおり、変更が反映されないときはまずcmuxを再起動してみましょう。
# cmuxを再起動して設定を反映
# Cmd+Q で終了してから再度起動
3. 値の表記が正しいか
- テーマ名: 実在するテーマ名と一致しているか(タイプミスや存在しない名前だと反映されません)
- フォント名: インストール済みのフォント名と一致しているか
- 記述形式: 「キー = 値」の形式になっているか、不要な記号が混ざっていないか
存在しないテーマ名やインストールされていないフォント名を指定しても、エラーで止まるのではなく単にデフォルトの見た目になることがあります。「変わらない=設定が読まれていない or 値が無効」と考えて、名前の正確さを最初に疑うのがコツです。
🎮 理解度チェック
Q1: cmuxのテーマやフォントはどこで設定する?
Q2: フォントサイズを設定ファイルで固定するキーは?
Q3: 設定を書いたのに見た目が変わらないとき、まず疑うべきことは?
よくある質問
cmuxのテーマはどこで変更しますか?

cmuxは見た目の設定をGhosttyの設定ファイル(~/.config/ghostty/config)から読み込みます。
そのファイルに theme = テーマ名 の形式で書くことで、配色(カラースキーム)を変更できます。
すでにGhosttyを使っている場合は、その設定がそのままcmuxに引き継がれるため、追加の設定は不要です。
cmuxのフォントを変えるにはどうすればいいですか?

Ghosttyの設定ファイルに font-family = フォント名 を書きます。
指定するフォントはあらかじめOSにインストールされている必要があり、名前は実際のフォント名と
正確に一致している必要があります。プログラミング向けの等幅フォントを選ぶとコードが読みやすくなります。
cmuxのフォントサイズはどう変更しますか?

設定ファイルで固定したい場合は font-size = 14 のように数値を指定します。
作業中に一時的に変えたい場合は、Cmd+Plus(大きく)/ Cmd+Minus(小さく)のショートカットも使えます。
普段のサイズは設定ファイルで固定し、画面共有のときだけショートカットで拡大する、といった使い分けが便利です。
どのテーマがおすすめですか?

テーマは好みが大きいので一概には言えませんが、選び方の目安はあります。 長時間作業なら目が疲れにくいダーク系、明るい環境ならライト系、構文を見分けやすくしたいなら 色数が多めのカラースキーム、といった具合に目的から逆算すると選びやすくなります。 設定は1行なので、いくつか試して自分に合うものを探すのが一番です。
設定したのに見た目が変わりません。なぜですか?

まず設定ファイルが ~/.config/ghostty/config に正しく置かれているかを確認し、
次にcmuxを再起動してみてください。それでも変わらない場合は、テーマ名やフォント名が
実在するもの・インストール済みのものと一致しているかを確認しましょう。
存在しない名前を指定すると、エラーにならず単にデフォルトの見た目になることがあります。
📝 まとめ
今回はcmuxの見た目のカスタマイズについて学びました!
cmuxの見た目は、Ghosttyの設定ファイルを編集するだけでシンプルに変えられるのが大きな特徴でしたね。覚えておきたいポイントをまとめます。
- 設定はGhostty configに書く:
~/.config/ghostty/configを編集する(Ghosttyユーザーは設定が引き継がれる) - テーマ:
theme = テーマ名で配色をまるごと切り替え - フォント:
font-family = フォント名で種類を、font-size = 数値でサイズを指定 - 一時調整: Cmd+Plus / Cmd+Minus でその場でフォントサイズを変更
- 反映されないとき: ファイルの場所・再起動・名前の正確さを順に確認
自分にしっくりくる配色とフォントが見つかると、ターミナルでの作業がぐっと快適になります。テーマもフォントも1行で切り替えられるので、気軽に試してみてくださいね。
cmuxの機能や活用法全般を知りたい方はcmuxでAIコーディングを加速する、設定全般のカスタマイズはcmuxの設定とカスタマイズもあわせてチェックしてみてください!
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